※ 治療方法 ※
入院生活


ここ2〜3日はほとんど腹痛等は起こらなかった。水やお茶を飲んでみてもその後の痛みは出なかった。

主治医より、血液検査の結果で炎症の数値は一旦は下がっていた時もあるが又上がってきているので、明日以降に色々と検査をしてみると伝えられた。
具体的には、胃カメラ、エコーを行うとの事。

胃カメラは初めてなので大丈夫かと不安である。
前回の大腸ファイバーは極端に苦痛を伴ったので、もう2度としたくないというのが本音だった。

それと、胃カメラは割りとポピュラーで、周りでやった事があるという人が多々居てて、大変苦しかったという話を良く聞いていたので、やりたくなかった。

初めての胃カメラである。
最初にのど元を麻痺させる液体を口に含まされる。

ある程度は苦痛を覚悟していたが、ほとんど痛みを感じることは無かった。
モニターを覗く余裕もあるぐらいだった。

無事、検査も終わり、結果を聞いたところ、食道や胃は特に問題ないが、 十二指腸に炎症が見られる。
潰瘍の一歩手前の状態との事。

大腸炎を治療する為の薬である「プレドニゾロン」は、大腸の炎症は抑えるが、胃や十二指腸に炎症を起こさせるらしい。
但し、胃や十二指腸の炎症や潰瘍はそれ様の治療薬があるので、それを投与すれば直ぐに治るとの事だった。

本日はエコー検査である。
もちろん初めてであるが、妻が妊娠中に胎児の画像を取るために、同席して見たことがあるので、どのようなものかはわかっていた。

ゲルを塗りたくって、器具をグリグリお腹に擦るだけで、中身の画像が見て取れる。
もちろん、痛み等はまったく無いので安心だ。
少しこちょばいのを我慢すれば問題なし。

検査結果は、胆石等も見当たらないし(胸辺りの原因不明の痛みが何度かあったので)、腎臓・肝臓等も特に異常は無いとの事だった。
一つあるのは、少し肝臓に脂肪肝がついているとのこと。

お酒を良く飲むのか?と聞かれたが、ほとんど飲まない・飲めないと言うと、「プレドニゾロン」の副作用で脂肪肝がつくこともあるので、様子を見ましょうということだった。
現状の脂肪肝の程度自体が気にするまでではないとの事である。

朝6時過ぎの検温では37度弱で問題なかったが、その後、7時過ぎ頃に寒気がしてきて布団をかぶってウトウトしていた。

9時の検温で38.8度も有りびっくり。直ぐに解熱剤をもらって飲み、ウトウトとする。

急に高熱が出たのは多分感染症が考えられるので、採血・検尿・検便の精密検査をするとの事。
とりあえず抗生物質の点滴を大量投与!昼前には熱も37度台に下がり、一安心。

点滴用の胸に繋いでいるカテーテル、繋いでから3週間程経過しているので、もしかしたらそこから感染してばい菌等が混入しているかもしれないので、明日にでも付け替えるとの事。

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